Access Format関数 日付:日付データをフォーマットする方法

Access Format関数は、日付データを任意の形式にフォーマットするための便利な機能です。この関数を使用することで、日付データをより見やすく、理解しやすい形で表示することができます。本記事では、Access Format関数を使用して日付データをフォーマットする方法について詳しく解説します。具体的な例を用いて、表示形式の指定方法や、曜日や時刻を含める方法など、基本から応用まで幅広く紹介します。この記事を読めば、Accessで日付データを効果的に扱う方法が身につくことでしょう。
Accessの日付のフォーマットは?
Accessの日付のフォーマットは、Format関数を使用してカスタマイズすることができます。この関数は、日付や時刻のデータを指定された形式で表示するために使用されます。例えば、`Format([日付フィールド], yyyy/mm/dd)` という形式で使用することで、日付データを「年/月/日」の形式で表示することができます。また、`Format([日付フィールド], mm/dd/yyyy)` とすることで、日付データを「月/日/年」の形式で表示することも可能です。
日付フォーマットの基本シンタックス
日付フォーマットの基本シンタックスは以下の通りです:
- yyyy: 4桁の年を表示します。
- mm: 2桁の月を表示します。
- dd: 2桁の日を表示します。
カスタム日付フォーマットの例
カスタム日付フォーマットを使用することで、より具体的な日付形式を作成できます:
- yyyy/mm/dd: 2023/10/05
- mm/dd/yyyy: 10/05/2023
- ddmmyyyy: 05102023
日付と時刻の組み合わせ
日付と時刻を組み合わせて表示することも可能です:
- yyyy/mm/dd hh:nn:ss: 2023/10/05 14:30:00
- mm/dd/yyyy hh:nn AM/PM: 10/05/2023 02:30 PM
- ddmmyyyy hh:nn:ss: 05102023 14:30:00
アクセスの表示形式を変更するには?
アクセスの表示形式を変更するには、Format関数を使用して日付データをフォーマットすることができます。この関数は、日付や時刻を特定の形式で表示するために使用されます。具体的には、Format関数に日付データとフォーマット文字列を引数として渡すことで、指定された形式に変換することができます。例えば、日付を「yyyy/mm/dd」の形式で表示したい場合、次のようにします。
フォーマット文字列の基本
フォーマット文字列は、日付や時刻の各要素を表す特定の文字を使用して構成されます。以下に、一般的に使用されるフォーマット文字列の例を示します。
- yyyy:4桁の年
- mm:2桁の月
- dd:2桁の日
カスタムフォーマットの作成
カスタムフォーマットを作成するには、必要に応じてフォーマット文字列を組み合わせます。例えば、日付を「年月日」の形式で表示したい場合、次のようにします。
- yyyy mm dd:「20231001」のように表示されます。
- yy mm dd:「231001」のように表示されます。
- yyyy/mm/dd:「2023/10/01」のように表示されます。
日付と時刻の組み合わせ
日付と時刻を一緒にフォーマットする場合、フォーマット文字列に時刻の要素を追加します。以下に、日付と時刻を組み合わせたフォーマットの例を示します。
- yyyy/mm/dd hh:mm:ss:「2023/10/01 12:34:56」のように表示されます。
- yyyymmdd hh:mm:「20231001 12:34」のように表示されます。
- yyyy年mm月dd日 hh時mm分:「2023年10月01日 12時34分」のように表示されます。
Accessで和暦を令和にするには?
Accessで和暦を令和にするには、Format関数を使用して日付データを和暦の形式に変換することができます。具体的には、Format関数のフォーマット文字列に和暦のフォーマットを指定します。例えば、次の式を使用することで、現在の日付を令和の和暦形式に変換することができます。 sql
Format(Date(), [$jaJP]yyyy年m月d日;@) 上記の式では、`[$jaJP]`は和暦を表すロケール設定を指定しています。`yyyy`は年、`m`は月、`d`は日を表します。この式を使用すると、日付が「令和4年10月5日」のような形式で表示されます。
和暦のフォーマット文字列の種類
和暦を表示するためのフォーマット文字列には、いくつかの種類があります。
- yyyy年m月d日:年、月、日を表示します。例:「令和4年10月5日」。
- yyyy年mm月dd日:年、月、日を2桁で表示します。例:「令和4年10月05日」。
- y年m月d日:年、月、日を省略可能な形式で表示します。例:「令和4年10月5日」。
和暦の年号の変換
和暦の年号を正確に変換するには、Format関数のロケール設定が重要です。以下の手順で和暦の年号を変換します。
- [$jaJP]:和暦を表すロケール設定を指定します。
- yyyy:年を表示します。この部分は和暦の年号に自動的に変換されます。
- m月d日:月と日を表示します。これらの部分は通常の数値形式で表示されます。
和暦を表示するためのAccessの設定
Accessで和暦を表示するためには、以下の設定が必要です。
- Control Source:テキストボックスやクエリのフィールドに、和暦のフォーマットを適用したい日付データを設定します。
- Format属性:テキストボックスの「Format」属性に、上記のフォーマット文字列を入力します。
- ロケール設定:Accessのロケール設定を日本語に変更しておくと、和暦の表示がより正確になります。
年月日のフォーマットは?
年月日のフォーマットは、AccessのFormat関数を使用して、日付データをさまざまな形式で表示することができます。この関数は、日付を特定の文字列形式に変換するために使用されます。例えば、yyyy/mm/dd、mm/dd/yyyy、dd/mm/yyyy など、さまざまなフォーマットを指定することができます。以下に、具体的なフォーマットの例を示します。
基本的な日付フォーマット
基本的な日付フォーマットは、AccessのFormat関数で簡単に指定することができます。
- yyyy/mm/dd: 2023/10/15
- mm/dd/yyyy: 10/15/2023
- dd/mm/yyyy: 15/10/2023
カスタム日付フォーマット
カスタム日付フォーマットでは、Format関数を使用して、より詳細な形式を指定することができます。
- yyyy年mm月dd日: 2023年10月15日
- mm月dd日yyyy: 10月15日2023
- dd日mm月yyyy年: 15日10月2023年
短縮日付フォーマット
短縮日付フォーマットでは、Format関数を使用して、日付をコンパクトに表示することができます。
- yy/mm/dd: 23/10/15
- mm/dd/yy: 10/15/23
- dd/mm/yy: 15/10/23
Access Format関数で日付データをフォーマットする方法
Accessで日付データを扱う際、Format関数を使用すると、日付の表示形式を自由にカスタマイズすることができます。以下では、Format関数を使用して日付データをフォーマットする方法について詳しく説明します。
Format関数の基本構文
Format関数の基本構文は以下のようになります。
Format(式, 形式)- 式
- フォーマットする日付データを指定します。
- 形式
- 日付データを表示する形式を指定します。既定の形式かカスタム形式を使用できます。
既定の日付形式
Accessでは、以下のような既定の日付形式が用意されています。
- 一般日付 (yyyy/mm/dd)
- 長い日付 (yyyy年mm月dd日)
- 中程度の日付 (yyyy/mm/dd)
- 短い日付 (yy/mm/dd)
これらの既定の形式を使用するには、Format関数の形式引数に以下のような定数を指定します。
| 形式 | 定数 | 
|---|---|
| 一般日付 | acFormatGeneralDate | 
| 長い日付 | acFormatLongDate | 
| 中程度の日付 | acFormatMediumDate | 
| 短い日付 | acFormatShortDate | 
カスタム日付形式
既定の日付形式だけでなく、カスタムの日付形式を指定することもできます。カスタム形式を使用する場合は、以下のような指定子を組み合わせて形式引数に指定します。
- yyyy: 西暦4桁
- mm: 月2桁
- dd: 日2桁
- ww: 週番号
- q: 四半期
例えば、yyyy年mm月dd日という形式で日付を表示する場合は、以下のようにFormat関数を使用します。
Format(式, yyyy年mm月dd日)曜日を含める
曜日を表示する場合は、以下のような指定子を使用します。
- ddd: 曜日を短い形式で表示 (例: 日, 月, 火, ...)
- dddd: 曜日を完全な形式で表示 (例: 日曜日, 月曜日, 火曜日, ...)
例えば、yyyy年mm月dd日(ddd)という形式で日付と曜を表示する場合は、以下のようにFormat関数を使用します。
Format(式, yyyy年mm月dd日(ddd))時刻を含める
日付データに時刻も含める場合は、以下のような指定子を使用します。
- hh: 時 (12時間表記)
- HH: 時 (24時間表記)
- mm: 分
- ss: 秒
例えば、yyyy/mm/dd hh:mm:ssという形式で日付と時刻を表示する場合は、以下のようにFormat関数を使用します。
Format(式, yyyy/mm/dd hh:mm:ss)よくある質問
Access Format関数を使って、日付データをどのようにフォーマットできますか?
Accessでは、Format関数を使用して、日付データを任意の形式にフォーマットすることができます。例えば、Format(現在の日付, yyyy/mm/dd)と記述すると、西暦4桁/月/日の形式で日付が表示されます。Format関数の最初の引数に日付データを指定し、2つ目の引数にフォーマット文字列を指定することで、目的の形式に変換できます。
Format関数を使って、曜日を表示するにはどうすればよいですか?
曜日を表示する場合、Format関数のフォーマット文字列にddddを指定します。例えば、Format(現在の日付, yyyy/mm/dd (dddd))と記述すると、2023/04/01 (土曜日)のように、曜日が表示されます。このように、ddddを使用することで、日付に曜日を含めることができます。
アクセスで日付の言語を変更するにはどうすればよいですか?
Accessで日付の言語を変更するには、Windowsの地域設定を変更する必要があります。コントロールパネルから地域設定を開き、書式タブで使用する言語を選択します。その後、Accessを再起動すると、日付の言語が変更されます。ただし、この方法は、Windows全体の日付表示に影響を与えるため、注意が必要です。
Format関数で、日付を和暦で表示するにはどうすればよいですか?
AccessのFormat関数を使用して、日付を和暦で表示するには、フォーマット文字列にggge年M月d日を指定します。例えば、Format(現在の日付, ggge年M月d日)と記述すると、令和5年4月1日のように、和暦で日付が表示されます。和暦を表示する場合、gggeを使用して和暦の元号を表示できます。
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