Access UNIONクエリ:複数のテーブルのデータを結合!

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AccessのUNIONクエリは、複数のテーブルのデータを一つに結合する際に非常に便利な機能です。このクエリを使用して、異なるテーブルに保存されているデータを縦方向に結合することができます。例えば、複数の部門の売上データや、複数の期間のデータを一つのビューにまとめたい場合などに利用できます。また、UNIONクエリはそれぞれのSELECT文で取得した結果を結合するため、複数のテーブルにまたがる集計や分析も容易に実行できます。この記事では、AccessのUNIONクエリの使い方や活用方法について詳しく解説していきます。

索引

Accessのユニオンクエリとは何ですか?

Accessのユニオンクエリとは、複数のテーブルからデータを結合し、1つの結果セットとして表示するためのSQLクエリです。ユニオンクエリを使用することで、同じ列構造を持つ複数のテーブルのデータを簡単にまとめることができます。これは、異なるテーブルに分散しているデータを一元化して分析したい場合に特に役立ちます。

ユニオンクエリの基本構文

ユニオンクエリの基本構文は以下のようになります:

  1. SELECT FROM テーブル1;
  2. UNION [ALL]
  3. SELECT FROM テーブル2;

ここで、ALLを使用すると、重複する行も含めて結果セットに表示されます。省略すると、重複する行は自動的に削除されます。

ユニオンクエリの利点

ユニオンクエリには以下のような利点があります:

  1. データの一元化:複数のテーブルからデータを簡単に結合し、一元化できます。
  2. 重複行の制御UNION ALLを使用することで、重複する行も含めて表示できます。
  3. 柔軟性:同じ列構造を持つテーブルであれば、任意のテーブルを結合することができます。

ユニオンクエリの注意点

ユニオンクエリを使用する際には、以下の点に注意が必要です:

  1. 列の順序:結合するテーブルの列の順序が一致している必要があります。
  2. データ型:結合するテーブルの列のデータ型が互換性がある必要があります。
  3. パフォーマンス:大量のデータを結合する場合、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。

Access UNIONクエリ:複数のテーブルのデータを結合する方法

AccessのUNIONクエリを使用すると、複数のテーブルのデータを一つに結合することができます。この機能は、異なるテーブルに存在する関連データをまとめて分析したい場合に非常に便利です。以下では、UNIONクエリの詳細とその使用方法について説明します。

UNIONクエリの基本

UNIONクエリは、複数のSELECT文の結果を縦方向に結合します。各SELECT文は、異なるテーブルからデータを取得できます。UNIONは重複を除去するため、同じデータが複数のテーブルに存在しても、結果には一度だけ表示されます。

UNION ALLの使用

UNION ALLは、UNIONと同様に複数のSELECT文の結果を結合しますが、重複する行もすべて保持されます。これは、重複を考慮する必要がない場合や、すべてのデータを保持したい場合に便利です。

UNIONクエリの構文

UNIONクエリの基本構文は以下の通りです。

SELECT column1, column2, ... FROM table1 UNION SELECT column1, column2, ... FROM table2;

各SELECT文は、同じ数の列を選択し、対応する列のデータ型が一致している必要があります。

UNIONクエリの実行

UNIONクエリを実行するには、まずAccessでクエリを新規作成し、SQLビューに切り替えます。次に、上記の構文に従ってSQL文を入力し、実行します。結果は、縦方向に結合されたデータが表示されます。

UNIONクエリの使用例

例として、顧客テーブルと従業員テーブルから名前と住所を取得し、結合するUNIONクエリを考えてみましょう。

SELECT Name, Address FROM Customers UNION SELECT EmployeeName, EmployeeAddress FROM Employees;

このクエリを実行すると、顧客と従業員の名前・住所が一つの結果セットに結合されます。 UNIONクエリを使用することで、Accessで複数のテーブルのデータを効率的に結合し、分析に役立てることができます。

クエリで2つのテーブルを結合するにはどうすればいいですか?

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2つのテーブルを結合するためには、SQLのJOIN句を使用します。JOIN句は、2つのテーブルに共通する列(例えば、主キーと外部キー)を基にして、テーブル間の関係を確立し、データを結合することができます。

JOINのタイプ

  1. INNER JOIN:両方のテーブルに一致する行だけを返します。
  2. LEFT JOIN:左側のテーブルのすべての行と、右側のテーブルの一致する行を返します。
  3. RIGHT JOIN:右側のテーブルのすべての行と、左側のテーブルの一致する行を返します。

結合の例

たとえば、顧客テーブルと注文テーブルがあるとします。両方のテーブルにCustomerIDという共通の列があります。この2つのテーブルを結合するには、次のようなクエリを使用します。

  1. INNER JOINの場合:
    SELECT 顧客.名前, 注文.注文日 FROM 顧客 INNER JOIN 注文 ON 顧客.CustomerID = 注文.CustomerID;
  2. LEFT JOINの場合:
    SELECT 顧客.名前, 注文.注文日 FROM 顧客 LEFT JOIN 注文 ON 顧客.CustomerID = 注文.CustomerID;
  3. RIGHT JOINの場合:
    SELECT 顧客.名前, 注文.注文日 FROM 顧客 RIGHT JOIN 注文 ON 顧客.CustomerID = 注文.CustomerID;

結合条件

JOIN句のONキーワードの後に、結合条件を指定します。結合条件は、どの列を基にしてテーブルを結合するかを示します。通常、結合条件では、=演算子を使用して、2つのテーブルの共通する列を比較します。

  1. 例:ON 顧客.CustomerID = 注文.CustomerID

これにより、顧客テーブルのCustomerID列と注文テーブルのCustomerID列が一致する行が結合されます。

ACCESSで複数列を1列にまとめるには?

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ACCESSで複数列を1列にまとめる方法は以下の通りです。

1. 簡単なクエリを使って複数列を1列にまとめる

ACCESSでは、Concat関数を使用して複数の列を1列にまとめることができます。たとえば、「名前」と「住所」の2列を1列にまとめたい場合、以下のようにクエリを記述します。

  1. クエリデザインビューを開く。
  2. 対象のテーブルを選択し、必要な列を追加する。
  3. 新しい列を追加し、以下のように式を入力する。
    =Concat([名前], [住所])

2. VBAを使って複数列を1列にまとめる

VBAを使用して複数の列を1列にまとめることもできます。以下の手順でVBAマを作成します。

  1. VBAエディタを開く(Alt + F11)。
  2. 新しいモジュールを作成する。
  3. 以下のようなコードを入力する。
    Function ConcatFields(ByVal str1 As String, ByVal str2 As String) As String
        ConcatFields = str1 &   & str2
    End Function
    

3. クエリで複数列を結合して1列にする

クエリで複数の列を結合して1列にすることもできます。以下の手順でクエリを作成します。

  1. クエリデザインビューを開く。
  2. 対象のテーブルを選択し、必要な列を追加する。
  3. 新しい列を追加し、以下のように式を入力する。
    = [名前] & & [住所]

ACCESSのユニオンクエリとは?

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ACCESSのユニオンクエリとは、複数のテーブルやクエリからデータをまとめて取得するための機能です。ユニオンクエリを使用することで、異なるデータソースからのデータを一つの結果セットに統合することができます。

ユニオンクエリの使い方

ユニオンクエリは、SELECT文を使用して複数のデータソースからデータを取得し、それらを縦方向に連結します。各SELECT文の列数とデータ型が一致している必要があります。

  1. SELECT文を使用して、最初のデータソースからデータを取得します。
  2. UNIONまたはUNION ALLキーワードを使用して、次のSELECT文を接続します。
  3. 必要な数のSELECT文を追加して、すべてのデータソースからデータを取得します。

ユニオンクエリの種類

ユニオンクエリには、UNIONUNION ALLの2種類があります。

  1. UNION:重複する行を除外して結果を返します。
  2. UNION ALL:すべての行を結果に含め、重複する行も保持します。

ユニオンクエリの利点

ユニオンクエリを使用すると、以下のような利点があります。

  1. 異なるデータソースからのデータを一つの結果セットに統合できます。
  2. 複数のクエリを一つにまとめることができるため、コードが簡潔になります。
  3. データの整合性を保ちながら、複数のテーブルやクエリからデータを取得できます。

結合クエリとは何ですか?

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結合クエリとは、複数のテーブルやデータセットからデータを取得し、特定の条件に基づいてそれらのデータを結合するためのSQLクエリです。結合クエリは、データベース内の関連する情報をまとめて取得するために使用されます。

結合クエリの種類

結合クエリには、いくつかの種類があります。

  1. 内部結合(INNER JOIN):両方のテーブルに共通するデータのみを返します。
  2. 左外部結合(LEFT OUTER JOIN):左側のテーブルのすべてのデータと、右側のテーブルの一致するデータを返します。
  3. 右外部結合(RIGHT OUTER JOIN):右側のテーブルのすべてのデータと、左側のテーブルの一致するデータを返します。
  4. 完全外部結合(FULL OUTER JOIN):両方のテーブルのすべてのデータを返します。

結合クエリの利点

結合クエリには、以下のような利点があります。

  1. 関連データの取得:複数のテーブルにまたがる関連データを効率的に取得できます。
  2. データの整理:複数のテーブルから取得したデータを、一つの結果セットにまとめることができます。
  3. クエリの最適化:結合クエリを使用することで、データベースへのアクセス回数を減らし、パフォーマンスを向上させることができます。

結合クエリの使用例

以下は、結合クエリの使用例です。

  1. 顧客テーブルと注文テーブルを結合して、各顧客の注文履歴を取得する。
  2. 商品テーブルとカテゴリーテーブルを結合して、各商品のカテゴリ情報を取得する。
  3. 社員テーブルと部署テーブルを結合して、各社員の所属部署を取得する。

よくある質問

Access UNIONクエリとは何ですか?

AccessのUNIONクエリは、複数のテーブルのデータを縦方向に結合するためのクエリです。通常のSELECTクエリでは、1つのテーブルからデータを取得しますが、UNIONクエリを使用することで、異なるテーブルからデータを取得し、一つの結果セットにまとめることができます。これは、複数のテーブルに散らばっているデータを一か所に集約したい場合に非常に便利です。

UNIONクエリとUNION ALLクエリの違いは何ですか?

UNIONクエリとUNION ALLクエリの主な違いは、重複する行の扱いです。UNIONクエリは、結合される複数のテーブルのデータから重複する行を自動的に除去し、ユニークな行のみを結果セットに含めます。一方、UNION ALLクエリは、重複する行も結果セットに含めるため、パフォーマンスが向上します。しかし、重複する行が必要ない場合は、UNIONクエリを使用するのが一般的です。

UNIONクエリで使用するテーブルの列は、同じデータ型である必要がありますか?

はい、UNIONクエリで使用するテーブルの列は、対応する列が同じデータ型である必要があります。これは、UNIONクエリが複数のテーブルのデータを縦方向に結合するため、結果セットの各列が同じデータ型を持っている必要があるからです。異なるデータ型の列を結合しようとすると、エラーが発生します。ただし、暗黙的なデータ型変換が行われる場合があります。例えば、数値列と文字列列を結合する場合、数値列が文字列に変換されて結合されることがあります。

UNIONクエリで使用する各SELECT文にORDER BY句を使用できますか?

UNIONクエリで使用する各SELECT文には、ORDER BY句を使用できません。UNIONクエリ全体の結果セットに対してソートを行いたい場合は、UNIONクエリの外側でORDER BY句を使用する必要があります。これは、UNIONクエリが複数のSELECT文の結果を一つの結果セットに結合するため、各SELECT文でソートを行っても、最終的な結果セットのソート順には影響しません。したがって、UNIONクエリ全体を囲む括弧の外側にORDER BY句を置くことで、最終的な結果セットのソートを行います。

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